確実にトラウマなる名作ゲーム、リンダキューブってどんなゲーム?

今回はリンダ―キューブが発売から25周年ということで、究極のトラウマを生み出してきた名作ゲームについて紹介していきたいと思います。

数多くのプレイヤーにトラウマを植え付けたリンダ―キューブとは?

あらすじ

直系200kmの隕石により、動物が滅んでしまったとある惑星である地球。
そんな滅んでしまった動物を救うために動いた少年少女二人の物語です。

8年前・・・

ある日のとある惑星地球では、謎の箱舟が姿を現た。

神様と名乗る謎の人物が男女1名ずつの乗務員を求めていた。

そんな中、とある女性であるリンダが乗船を希望した。
幼馴染である男性のケンの二人の物語が始まります。

リンダキューブはどんなゲーム?

リンダキューブはシナリオ重視の、RPGゲームです。
広大なマップを探索しながらモンスターを倒したり、謎を解いたりしつつ進めていくゲームです。

基本的にゲームの難易度はあまり高くはないですが、ストーリーのアニメの質がとても高くなっているので、アニメを楽しみながらゲームをするといった内容になっています。
ボリュームとしても長すぎずちょうどいい量です。
ストーリーとしてはあらすじは同じですが4パターンの別のシナリオが用意されております。

内容としてはネタバレやグロの表現も含まれております。

数多くのトラウマが、シナリオ紹介

①メリークリスマス

このシナリオは簡潔に表すと、狂気の人物が現れる話です。

ある日の村、住民が全員失踪してしまった事件の発生中です。
住民の中で唯一リンダが助かっており、ケンは会いに向かいます。

しかし、リンダは記憶喪失でした。
ケンの事もわからず、表情もうつろでした、何があったのでしょうか。

そんな中記憶喪失を治すための薬があると知ります。
グリーン製薬でその薬を作っているとのことなので、製薬会社に向かいます。
ヒュームと共に乗り込みます。

しかし、すでに薬は生産中止しておりました、どうしても欲しいケンは社長と博士に材料を届けることで薬を作ってもらいます。

やっとのことで薬を手に入れましたが、リンダが見当たりません。
どこかに失踪してしまったのです。

その後謎の電話がかかってきます、数々の電話に振り回されてたどり着いたのは、ホスピス。

そこにはリンダと謎の死体が。

「自分は双子の弟のネクだ」
「その男が自分たちの父親だ」

そんなことを言い出すケンそっくりの男性、ネクが幸せに人生を送っていたが、ケンは違ったという恨みがあるらしい。

父親だという男性を殺した罪をかぶせられ、ケンは逃げ回る事になります。

今回のシナリオのトラウマの肝は「ネク」です。
クリスマスではサイコパスであるネクが狂気の行動を繰り返す姿を見ながら物語が進んでいきます。

そして衝撃的な事実が判明します。
グリーン製薬がネクの背後で動いていました。

社長であるエリザベスは自身の若さを保つための薬を作る材料のために、原住民たちをネクに殺されていたのでした。

そんなエリザベスを裏切ったネク、そして薬の効果がきれて急激に老けたエリザベス。

自分の若さを保つために50年も薬のために多くの住人を犠牲にしてきたとのことでした。

リンダを手に入れる為にケンになりすまそうとするネク。

その後、大男に殺されるネク。

そしてケンはキスとキーワードによりリンダの記憶を取り戻すことに成功しました。

そして、ネクを殺した大男との闘いです。

その正体はなんと、リンダの両親を合成した怪物だったのでした、言動も行動もおかしく危険な人物となっていました。

そしてやっとのことで正気を取り戻した二人はリンダを頼んだとケンに伝え死を選ぶのでした。

そしてすべての事件が終わった二人は箱舟へ向かいました。

隕石が落ちて滅んだ地球を後に未来へと二人は旅立ちました。

いかがでしたでしょうか、第1のトラウマシナリオ「メリークリスマス」でした。
サイコパスとしてのトラウマと、両親が合成された怪物となって登場するなど、リンダキューブ屈指のトラウマ要素が登場しております。

全体的に救われない結末が数多く登場しており、多くの方が心にトラウマを植え付けられたことでしょう。
他のストーリーもさらなるトラウマがあります。

②ハッピーチャイルド

「3・2・1・撃て」と言うのが印象的なこの物語。

ハッピーチャイルドはリンダ―キューブの2つ目のシナリオです。

ある日のケンはリンダの家に訪れます。
両親から、最後に親子水入らずで最後に過ごしたいという事で、ケンは一人で寝ることにします。

夜になり、ケンもとにリンダがやってきます。
お父さんのいびきがうるさいとのことで移動してきたそうです、そして思い出話をする夜となりました。

そんな中謎の化け物が両親の部屋に侵入してきました。

両親は抵抗するものの「3・2・1・撃て」という掛け声のもと瞬殺されてしまいます。

そしてケンが戦うも敗北してしまいます。
リンダの悲鳴を聞きながらケンは意識を失っていくのでした。

目を覚ますと、そこはホスピス。
リンダを心配していますが、医者はリンダの左腕が無くなっていたと告げます。

そしてなぜか死んだ父親の腕を移植したとのことで、まだ目覚めませんでした。
別人の腕を移植されていたリンダは箱舟には乗れず、どうしようもなく動物集めを進めるしかないケンです。

そして時間がたち、目覚めたリンダ。
そこには性格も荒くなり、戦闘力も圧倒的に向上したリンダがいたのでした。

しかし謎の機械のような生物の様なものが暴れ苦しんでおります。

記憶喪失の物語の次は、人格が変わってしまった世界のリンダというように、ヒロインに対する仕打ちがとんでもないです。

そんな中、リンダを手術した医者の正体が「人形遣い」という人物だと判明しました。
箱舟計画の関係者を狙う殺人事件など、様々な事件を解決しつつ物語が進んでいきます。

そして、レイノ怪物の正体、それがサチコという女性だったことが判明します。
サチコは箱舟計画を立案した一人であり、教会で自殺してしまった少女だったのです。

エモリ博士は娘の願いをかなえるためにリンダの左上を奪うための行動をしました。

しかしサチコはその様な恨みからの復讐は望んでおらず、ケンに協力するのでした。
そして最後の手段としてエモリ博士は化け物となって強硬手段に移りました。

サチコはそんな博士を止める為に自爆して一緒に死亡しました。

リンダは再度元々の左腕を移植したのち箱舟に乗り込んでいきました。

サチコはカギにより怪物へと変身する少女と、マッドサイエンティストの話であり、こちらは人の恨みから復讐の物語であり、怪物となってしまった博士と少女、そして救われない結末も含めて、こちらも非常にトラウマになる物語の一つでした。

この様なストーリーを楽しみながら遊べるRPGがこのリンダキューブ(Linda Cube)です。
トラウマになる事は確実ですが、その分面白さも抜群なのでぜひプレイしてみてください。

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