かつて人は妖怪を畏れた
その妖怪を束ねていたのが
魑魅魍魎の主[ぬらりひょん]であった
浮世絵町にはとある極道一家があった。
奴良リクオ(ぬらりくお)
この極道一家の若であった
そしてこの一家を作ったのが
ぬらりひょん
リクオのおじいちゃんである大妖怪である
そんなおじいちゃんをリクオはとても尊敬していた。
その日、リクオは学校に行った
そこで知った真実
妖怪は英雄ではない
空想の産物であり
悪党であると
そんな中、リクオを三代目総大将とする集会が行われた。
しかし不穏な空気が漂う
次の日の学校
リクオは帰りのバスには乗らなかった
妖怪の真実を知ってしまったから
しかしそのバスは謎の落石事故に襲われてしまう
友達が妖怪に襲われた
大切な友人が
その時リクオの体に異変が起きた
理由は明白だった
総大将ぬらりひょんの血を4分の1継いでいる
それだけで説明できた
その頃トンネルでは妖怪が大総統の座を狙って計画を実行しようとしていた
皆殺しを
その時
本家の到着
小さきものを殺しを優越感に浸っている
そんな奴をリクオは許さなかった
「畏れ」それは
人々に畏敬の念さえも抱かせる
三代目総大将は「リクオ」だ
そう思ったのだが…
1日の4分の1しか妖怪になれない
それから数年後
いまだに後継が決まらず
「立派な人間」
となったリクオの姿があった
果たして今後のリクオの運命は
そして裏で渦巻く影